■赤玉土 "基本となる最も有名な用土です"
Agaveの育成において赤玉土は基本用土として筆頭に上がる土です。
硬質であればあるほど育成においてはメリットが高い為、選ぶ時は出来る限り硬質なタイプを選びましょう。
赤玉土は袋に記載されている線の多さで硬さが変わる事から二本線、三本線と呼ばれます。
硬質な赤玉土だと小粒の下に細粒(さいりゅう)というサイズがありますので、子株や保水力を上げたい株の用土への使用にお勧めです。
3~7号クラスの鉢までは小粒ベース、8~10号以上の大株になった場合は土量も多く乾きにくくなる為水捌けや乾きやすさを重要視していただき、中粒以上の用土の混ぜ込みをお勧めします。
また大きな鉢になればなるほど用土や株の重さに負けて土の粒が崩れて粘土状になり鉢内に固まりが出来る可能性があがる為、崩れの少ない硬質なタイプを選ぶメリットがより生まれます。
硬質である別のメリットとしては、根が伸びる際に硬質なものにぶつかることで分岐を促す効果があります。
狭い鉢内で出来るだけ多くの根を充実させる事は株の育成において重要な要素となります。
pH(理論値):5.7
EC:0.0
通気性:★★★★☆
保水性:★★★☆☆
保肥力:★★★★☆
種類:団粒土
赤玉土 三本線<小粒>
赤玉土 三本線 <極小粒>
赤玉土 二本線 <小粒>